【シリンダーヘッド・チューン】
・ヘッドチューンとは言っても、月極青空駐車場サンデーチューンで出来る範囲の
【準備した工具、パーツ】
・バルブスプリングコンプレッサー ・リューター、刃(数種類) ・トルクレンチ(カム用、ヘッドボルト等用)、ヘキサゴンレンチ(10mm) ・たこ棒、バルブコンパウンド ・注射器、アクリル板、グリス、灯油 ・エンジンオイル、クーラント、ウエス等 ・通常の工具一式・カムは、CA16用を使いました。 ・ヘッドガスケットは、TOMEIのメタル(1.0mm、85φ、圧縮比 8.5)ビードタイプを使いました。 ・タイミングベルトは、パワーエンタープライズの強化タイプを使いました。 ・エンジンマウントは、ノーマル新品に交換しました。
【補記類を外します。】
・外していく部品点数が多いので、メモを取ったり、ホース類も外した後できるだけまとめておき、
外してすぐに戻せるボルトやナット・ホース類は戻しておき、戻せない物は整理BOXを利用しました。
まずは、クーラント(LLC)を抜いて、ラジエター(シュラウド・カップリングファン・E/Gアンダーカバー)を外します。
タイミングベルトを交換しない方は、カップリングファンのみを外して作業出来ますが、
ラジエター廻りも外した方が、E/Gルーム内に入り込んで作業しやすいので、効率が良いです。
クランクプーリーのボルトを、外します。 (タイミングベルトを交換する場合のみ。)
(27mmのソケット+ロングスピンナハンドル+延長)
画像のように、延長が地面にかるようにセットし、イグニッションを「キュル・キュル・キュル」とひねっていると、そのうちに「シュルシュルシュル〜」といった感じでボルトが外れます。
(初めの方は「キュッ、キュッ、、、と、セルのパワー、足りないんじゃないの??」といった感じです。)
パワステ(パイキャス用)のプーリーを外しているところです。
「重ステ」実験クン開始です。(笑)
初めの頃、車庫入れが大変でしたけど、慣れてくるとダイレクト感がナイスです。
燃料ポンプのヒューズを外し、数回クランキングして燃圧の除去をして、
バッテリーのアースを外します。
そして、万が一不慮の事態に陥って、ヘッドを降ろすに至らない時の為に、
圧縮上死点を出しておきます。
クランクプーリーを外します。
しっかりバランス良くプーラーを掛けて、ゆっくりゆっくりと締め込んでいきましょう。
しっかり掛かっていなかったり、急いで締め込むとクランクプーリーが欠けてしまいます。
実は、急いで作業して、2箇所欠けさせちゃいました。 (^-^;;
そして、そのあと、遅かれながら上記のコツを修得しました。
[12304-35F00 ハイキャス用 \11,800]也、、高い授業料でした。。 (TT
(新品は、裏側のバランスを取る穴の数が少なくなっていました。
だんだん製品の精度が、上がってきているんですね〜。)
ハーネス類のコネクターを外していきます。
(「コの字型」のロックピンを、なくさないように。。)
赤いカプラーでない方の水温センサー(純正水温計表示用)を外す時、
コネクターが外しにくかったので、インマニからレンチでセンサーごと外したら、
ハーネスがよれよれになり、装着時にハンダ付けする事になりました。
この時に、IJのコネクター等の識別をメモしておきました。
(1番薄朱色テープ、2番黄色テープ、3番緑色テープ、4番テープなし)
ハーネス類のコネクターが外れたところです。
AACバルブやスロットル等、ガスケットが固着して外しにくいので、プラハンで軽く叩いて外しました。
この次は、ブラケット類や(バキューム・ウォーター)ホース類を外していきます。
(この時に、オルタネーターにクーラントがかからないように、ウエス等でカバーします。)
水廻り・2次エアー関係を外します。
ボルト・ホース等、戻せるところは外した直後に、出来るだけ戻しておきます。
(外していく部品点数が多いので、なるべく分かりやすいようにする為。)
バキュームタンクからでている4本のホース(パイプ経由)は、上から・・・
1番目・・・コレクター経由−プレッシャーレギュレター
2番目・・・メクラ
3番目・・・青−可変吸気アクチュエーター
4番目・・・緑−インテークパイプ
(純正過給圧制御ソレノイドを使っていなくて、可変吸気バルブ(アクチュエーター)を外す場合、
サージタンクからプレッシャーレギュレターに直接バキュームの配管をして、
上記4番目のインテーク(サクション)部にメクラをすれば、バキュームタンクを外せます。)
デリバリーパイプ(IJ)を外すために、燃料周りの配管を外していきます。
ここら辺から、一つの物を外そうとすると、他のパーツを緩めないと外れない等、
バラし方が入り組んできます。
(IJを交換しない方は、可変吸気ポートに残しておきましょう。>IJ & デリバリーパイプ)
燃料関係が外れたところです。
(IJを外すときは慎重に。。(先端のカラーが割れやすいですので。) )
燃料のホースには、必ずメクラをしましょう。
そして、インマニ(コレクタータンク)に繋がっている細かいところを全て外します。
インマニ下側のボルトは、ちょっと外しにくいです。
ここは、ソケット+ユニバーサルジョイントを使います。
![]()
可変吸気ポート下側のボルトは、かなり外しにくいです。
ブロックから出ているブローバイのホース(パイプ)を外して、ソケット+ユニバーサルジョイント、メガネ、スパナ、スパナ+プライヤーを使って外しました。
(ノックセンサーを外すと、作業しやすいと思うのですが。。
というか、ブローバイのホースを外せば、ヘッドに残しておいてもOKかと思います。 (^-^;; )外れてビックリ! ヘッドを覗くと・・・
可変吸気バルブがない方のポート内は、新品同様綺麗なのに、バルブがあるほうは、ポート内は黒ずんでいるし、
なによりも、バルブガイドにカーボンが「てんこ盛り」です!! (下記、【ピストン(ブロック)ヘッドを綺麗にします。】参照。)
![]()
ジャッキupし、EXアウトレットを落として、オイルインレット(ブロック側)・オイルアウトレット(タービン下側)・ウォーターインレット(タービン側)・ウォーターアウトレット(ブロック側)の配管を外します。
(今回は、EXマニ(タービン)ごと、ヘッドを降ろします。)
そして、(カムを固定して)カムプーリー(スプロケット)・タイミングベルト・テンショナープーリーを外して、ベルトカバーブラケットも外します。
【ヘッドボルトを緩め、ヘッドを降ろします。】
・ヘッドボルトは、EX4番側から順番に、対角線上に内側に向かって緩めていきます。
![]()
ヘッドボルトの頭に溜まっているオイルを、綿棒を使って綺麗にしてから、
ヘキサゴンレンチ(10mm)を使います。
(ワッシャーを、落とさないようにボルトを取り出します。。)
![]()
シリンダーブロックIN側に、ヘッドに向かって出っ歯ったパイプ(ヘッドボルト穴)が出ていますので、
ヘッドを降ろすときは、上に浮かすようにしながら外します。
【ピストン(ブロック)ヘッドを綺麗にします。】
・スクレーパーと、エンジンコンディショナー・キャブクリーナーを使ってピストンとブロックトップのカーボン等を除去します。・車体の作業が終わったら、パイプ類にゴミが入らないように、ウエス等を詰めておきましょう。
![]()
![]()
ヘッド(燃焼室・ポート・バルブ)もブロック(ピストンヘッド)も、かなりのカーボン量です!
結構な、「カーボンハイコンプエンジン」(苦笑)になっていたと思いますね〜。
シリンダー内壁は、全体的にとても綺麗な状態でしたが、
細いラインで1cmぐらいの長さの筋が、1気筒辺り3本程度入っていました。
(ピストンが、多少なりとも首を振ってガジっていたのでしょうね。。)
あと、トップ部分約1mm幅の淵、120度ぐらいの部分に、カーボンが溜まっていました。
![]()
![]()
ヘッドガスケットですけど、4番EX側のウォーターライン部が、一箇所外向きに抜けていました。
(全開でLLCが減るのは、これが原因だったんですね。。)
ポート及びバルブは、可変吸気バルブ側が最悪にカーボンてんこ盛りです。。
(可変吸気バルブがない側(INJがある側)は、新品の様に綺麗でした。)
そして、ガスケットとのアタリを取るため、ブロック面も綺麗にします。
![]()
![]()
![]()
ピストンヘッドも、「バルブリセスが機能出来るのか?」というぐらいカーボンが厚く蓄積してました。
エンジンコンディショナーを吹きながら、スクレーパーで擦りました。
(キャブクリーナーと違って「まったり」としていますので、擦ったカーボンが舞わないので有効です。)
しかし、これだけカーボンを落として、それなりの圧縮比ダウンになりましたけど、
ブースト1.30kg/cm2超[5500〜6000rpm]付近でのノッキングは消えそうですね。
(可変吸気バルブ削除も、効いてくるかと思いますが。)